大学生活の振り返り  ー4年間で学んだことー

大学4年間の振り返り

 

大学生活で何を得たか、考えてみた。すぐには思いつかなかったが、専門知識は増えた、一人暮らしで、一般的な生活スキルが(多分)身についた、お酒の楽しみと怖さの両方が分かった、などが出てきた。しかし、この4年で本当に成長できたことというのは、そういうところではない気がした。大学に入学する前のことを思い出し、比べてみると、「ここら辺が」と正確に言葉にすることができないが、確かに今の自分はあの頃とは違う、という実感はあった。あえて言葉にするならば、自分の道は自分で決める、ということだ。

まだ右も左も分からない入学したての頃、大教室でのオリエンテーションで、学部長はこう言った。「みなさん、大学生活中に、本を読みなさい。恋をしなさい。旅をしなさい。それは今しかできないことだから」 てっきり、大学に入っても緩むことなく勉強をしなさい、と言われるものかと思っていた僕は、驚いたことを覚えている。でも、その言葉を聞いて気持ちが楽になったかと言われると、そうではなく、むしろ逆だった。不安と期待が入り交じった少しピリッとする感情に襲われた。なぜなら「本を読む、恋をする、旅をする」のはどれも、やらなくても誰からも強制されることはないもので、自分が動かなければできないことだからだ。つまりこの言葉は、「大学生のうちに何をするかは、自分で決めなさい」と同義だと感じたのだ。

高校は、成績を少しでも伸ばすことに重点を置かれ、第一志望合格という全員が目指すべき明確なゴールがあった。勉強は大変だったが、しかし目指すべきゴールはしっかりと定められていたので、あれこれと考えて、迷うことはあまりなかった。考えないようにしていた、というのが正確かも知れない。

受験が終わったとき、自由という素晴らしい切符を手に入れることができたが、それと同時に、今まで明確だったゴールを失うことになった。「大学生のうちに何をしたらいいんだろう」「やっぱり大学でも勉強することが一番じゃないか…」 新しい指針をまだ持つことができておらず、その指針を誰からか提示されることを求めていた自分に、学部長の言葉は深く刺さった。自分の道は、自分で決めなければいけないのだ、と。

この大学生という期間に自分は何をするのか―。勉強するのも自由、夢中になれることをするのも自由、ダラダラするのも自由…、そんな正解のない問題を自分なりに考えて、試行錯誤しながら送ってきた。確かに、定められた目標があって、それを達成するために努力するのは大変なことだ。でもそれよりも、人生という無限に選択肢がある中で、自分なりに考えて、目標を定めるということの方が大変だと思った。少なくとも大学に入るまで、そんな訓練はしてこなかったのだから。大学で初めて体験した「正解のない問題に対して、結論を出す」という力。これが、大学4年間で最も身につけられて良かったことだ。社会に出れば、たくさんの大変なことが待ち構えているだろう。でも、この力があれば、そんな荒波にも立ち向かっていけるはず、そうであって欲しいと思っている。

一人暮らしのための朝ごはんのすすめ ~朝ごはんは絶対に食べたほうがいい理由~

一人暮らしのための朝ごはんのすすめ

 

 

突然ですが、みなさん朝ごはん、いつも食べていますか?

「お母さんと作るごはん、味噌汁と昨日の残ったおかず?」 いいですねえ~、今はなんとも思っていないかも知れませんが、一人暮らしを始めるとその有り難さに気が付きますよ。「朝からなんて良いものを食べていたんだ!」と。

 

大学生や社会人になって一人暮らしを始める人も多いと思いますが、その中で苦労することの一つが、毎日の朝ごはん! 特に家事初心者にとって、毎朝起きてきたら勝手に?できてるのが当たり前だと思っていたあさごはん。寒い中起きて、朝ごはんを作るのが面倒くさいこと面倒くさいこと…。両親の偉大さに気づいて、涙をこぼすことでしょう。

 

かくいう僕も家事初心者。一人暮らしを初めるまで、ろくに料理を作ったことがなく、カレーを作れるかも若干怪しいやつでした。記念すべき第一号料理、絶対に失敗しないと言われる野菜炒めが、あんまり美味しくなかった残念な黒歴史があります。

 

しかし、何年か一人暮らしをしていくにつれ、段々と生活のノウハウが身についてきました。といっても、美味しい料理ができるようになってきた!ではなく、「如何に節約・面倒臭くない自炊をしながら、かつ味覚とお腹を満足させられるか」ということに磨きがかかってきました。

朝ごはんはその日のの体を動かすための燃料です。知り合いでもたまに、朝ごはんを抜いたり、お菓子で凌いでいる連中もいますが、僕はそれには反対です。ご飯を適当にしていると、体にも悪いし、精神的にも生活そのものがテンションダウンすると思うのです。なにしろ、食べないと人生楽しくない!食べているときが幸せな時間の一つである僕にとって、お金と時間の節約の対象に、ご飯を削るというのは考えられない選択肢です!

そこで、今回は、どれだけ朝ごはんが毎日の生活の上で重要なのか、これから一人暮らしを始めるような家事初心者のために、朝ごはんを食べたくなるような根拠を紹介していきます。

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1-1 そもそも朝ごはんって食べなきゃだめなの?

1-2 朝ごはんを食べるための知恵

1-3 朝ごはんでとるべき栄養素

 

 

 

 

 

 

1-1 そもそも朝ごはんって食べなきゃだめなの?

 

朝ごはんを抜くのは、絶対にやめた方が良い!

 

かなりの確率でいるんですよね。特に大学生。実家ではお母さんに食べなさい!といわれ渋々食べていた人も、一人暮らしを始めれば言ってくれる人もナシ。朝ごはんをちゃんと食べていた人も「やばい二度寝した!一限目遅刻だ~」など日常茶飯事な?大学生活において、朝ごはんを食べる時間がないことも多いでしょう。

実際、朝ごはんを食べないと無理タイプだった僕も、大学一年生のときはギリギリに起きたせいで、食べずに学校に行くときのしょっちゅうありました。やっすいロールパンをとりあえず口に入れて、登校することもありましたが。

 

朝は時間ない…食欲ない…という人も多いでしょう。だけども、朝ごはんは一日を健全に過ごすために絶対に必要です!

朝ごはんを食べないとこんなデメリットがあります。

午前中、頭が働かない

朝食べた炭水化物は分解され、グルコースとなります。グルコースは体を動かすためのエネルギー源として使われるもの。午前中は一日で最も頭が働く時間帯と言われていますが、このとき朝ごはんを食べていないと、グルコースが不足し、集中力に欠けてしまします。最悪貧血で倒れることも。

 

・体のリズムが狂う

人は起きてすぐはまだ、体が活発に動いていない状態です。ご飯が胃に入ることで脳にシグナルが行き、活動時間に入ったと認識します。眠っていた他の器官や脳自体も刺激を受け、活発に動きはじめます。人の体は毎日同じリズムで生活することを好むのですが、時々朝ごはんを取らない日があるとその日の生活リズムが崩れ、体が100%の力を発揮できなくなります。

 

・太りやすくなる

「えっこれ逆じゃない?食べなかったら痩せるでしょ!」と思われる人もいるでしょうが、実は朝ごはんを食べないと太るのです。理由は体のメカニズム。私達の体は極度の空腹状態に置かれると、体の危機を察知して、より食べたものを吸収しようとするのです。特に体に残るのは脂肪!空腹な状態で昼ごはんを食べると、普段より余計な脂肪分まで体に残そうとし、結果的に朝ごはんを食べるときより太ります。お相撲さんが、一日二食なのは有名な話ですが、太るためにこういう理由があるのですね。ダイエットの面からみても朝食抜きは不合理。お相撲さんになりたい人以外は朝ごはんをしっかり食べましょう。

 

 

1-2 朝ごはんを食べるための知恵

 

とはいっても朝ごはんを食べたいけど食べられない人もいますよね。「朝は喉を通らない…」「朝弱いから時間ない…」「朝ごはんを買うお金がない…」等々。最後の問題は、他に譲るとして、前2つは、どちらも改善できることです。

 

・食欲がない

分かります、僕も中学生のときは全然朝ごはんを食べられませんでした。学校に行きたくないというストレスと、起きたばっかりで固形物は入らないと思ってました。食べたくないときに無理やり食べるのはある意味拷問に近いですよね。水曜日のダウンタウンでも、何十時間か、絶食かずっと食べさせられる、どっちが辛いかを検証する説をやってていて、無理やり食べるほうが、圧倒的にきついということでした。頑張って食べようとするのですが、もう限界…。見ているこっちまでが吐きそうになりました…。

正直、食欲がないのに食べるのはよくありません。しかしちょっとした工夫によって食欲は作れるのです。自分が実際にやっている習慣をご紹介します。

・起きて1時間は朝食は食べない。

「そんな時間空けたら、時間ないよお」という声が聞こえてきそうですが、

「甘えるな!はよ起きろ!」と言いたいのをこらえて、あとで早く起きる方法についてもちょっと解説します。(朝に弱く、3度寝、4度寝の常習犯だった僕が言える立場ではないですが)

起きてすぐ食欲がないのは当然です。まだ胃が起きてないのですから。「人が頑張って起きてるのに、まだグウスカ寝やっがって…」と胃に怒っても効果がありませんので、胃を起こす必要があります。それは実は簡単で、起きてコップ1杯のお水を飲むことです。これにより、胃に刺激が入ることで運動を始め、食べ物を受けいれる準備が整います。

水を飲むと段々お腹が空いてきますが、ここはあえて体を焦らします。「ほう、なにか食べたいか。現金なやっちゃ。でもまだ食べ物は与えてやらんぞ」というように。目が冷めてから、朝ごはんを食べるまでが頭が冴えわたるゴールデンタイムの一つ。この時間帯に頭を使ってやることは終わらしてしましましょう。一段落ついて、食欲もピークになったタイミングで朝ごはん。空腹は最高のスパイスであるとはよく行ったものですね。

びっくりするくらいご飯が美味しく感じられるでしょう。

 

・朝ごはんを食べる時間がない。

これを改善するための解決方は、残念ながら一つ。そう、早く起きることです。僕は大体家を出る時間の3時間前には起きます。一時間目があって、家を出るのが8時30分だとすると、5時30分ですね。相当早く感じる人もいるでしょう。しかし3時間も早く起きる必要はありません!朝起きてコップ一杯のお水→身支度などする(1時間)→朝ごはん(15分)→最終準備(15分)とすると、起きる時間は、出発の一時間半前で良いのです。これなら出来そうですね!(多分)

ちなみに早起きをする方法は、たった一つだけです。これを実践するだけでどんなに遅起きだった人も早く起きられます。それは「早く起きること!」

???と思われた方、いますか?・・・ほとんどみんなそうですよね。でも決してこれは、反証不可能論でも、鶏が先か、卵が先か、でもありません。(もしかしたらそうかも知れません汗)

正しくは、「早く起きるには、その前の日に早く起きればいい!」ということです。

じゃあ、前日早く起きるには、その前の日に早く起きる必要があって、前々日に早く起きるには…  おっと、無限ループが始まってしまいました。

早起きの習慣を身に着ける方法は、また別の記事で詳しく書こうと思っているので、よかったらご覧ください。ちなみに僕は、実は朝がめちゃくちゃ弱かったのですが、早起きが人生を変えると確信して、毎日朝日とと共に起きる生活を続けています。早いときは、午前3時50分に起きていました。早起きは実は誰でもできる、一番効果的に自分を変えられる方法なのです。

 

話がそれちゃいましたね。

 

 

1-3 朝ごはんでとるべき栄養素

 

朝ごはんを食べる習慣は身につけたとして、では一体何を食べれば良いのか?ヨーグルトとプリンで良いのか?たまに女の子で、そんなので足りる?という人もいますよね(チョコ一個とか)結論からいえば、朝は炭水化物を絶対取るべきです!

上でも書いたように炭水化物は、体の中で糖分となり、グルコースとなりエネルギーとして働いてくれます。朝はこれらを補給するのが一番大切!ごはん、パン、麺(あんまりいないと思うが)…、スムージーとかバナナだけとかではなくて、とりあえず炭水化物を少しは含めることを心がけましょう。

また一杯のコーヒーを飲むのも非常に良いですね。

 

 

 

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朝ごはんを食べると、驚くほど毎日の調子が良くなります。

朝ごはんをちゃんと食べるには、朝早く起きる必要があるので、早起きをする習慣もにつきます。またみなさん経験あるかも知れませんが、寝る前に間食するとそれが胃に残って朝に食欲が出なくなります。夜につい、食べちゃう…という人も、明日の朝、美味しく朝ごはんを食べるために我慢しようと思えが、控えられるのではないでしょうか。

夜中は、すべての食物が美味そうに見える誘惑タイムです。この時間のポテトチップス、ラーメンは魔物のように感じます。保存していた食材もあっという間に消滅、、、。こんな事にならないためにも、今食べたら朝ごはんが食べれなくなる、明日の朝になったら食べてもいいから、今日の夜は我慢!言い聞かして布団に潜り込むことが大切でしょう。

 

朝ごはんはいいことづくめ!ぜひ皆さんも明日から朝ごはんのある毎日を送ってみませんか。

 

 

読んでくれてありがとうございました!!

基本の基本から学ぶお米の炊き方!お米を炊くのが簡単になる道具も紹介!

今週のお題「新生活おすすめグッズ」

~家事音痴のための誰でもできる自炊の知恵!一人暮らし大学生のための料理術~

 

一コマ目:お米を炊こう!

 

4月は始まりの季節ですね!就職や入学を基に、新しい環境で生活を始めた方も多いことでしょう。特に一人暮らしを始めた方にとって、生活のすべてが新鮮だと思います。

今まで親がやってくれていたことーそうじ、洗濯、ごはん、家賃の支払い、、、自分でやることになって初めて親の有り難さが分かりますよね!

特に困るのがごはん!テーブルで待っていれば、朝・昼・夜、勝手に飯が出てきた実家と違って、一人暮らしでが自分が動かないと永遠に出てきません。そもそも自分が食材を買いに行くところからやらないと行けない訳で、「お腹減った、、なんか作るか」と冷蔵庫を開けたら何もなく、実家の食材いっぱいの冷蔵庫を思い出して、涙をこぼしたこともあるでしょう。

自分も実家ではたまにしか家事を手伝わなかってので最初どうして良いかわからず、途方に暮れた覚えがあります。「こんなことなら、もってお母さんの手伝いしとけばよかったなあ…」と思ってもあとの祭り(汗)。結局、わからないことは電話で聞いたり、料理の本を読んだりして学びました。

それでも「あれ、これって洗う必要あるっけ?」「お肉は冷凍すれば賞費期限きれてもいいの?」など、本にも書かれていないような超基本的なことが分からないことがあるのが、悲しい家事音痴。もちろん、自己流でやって失敗することもアリ笑。初めて一人だけで作ったハンバーグは悲惨な結果に終わりました。どうやったらあんなに不味くできるんだろう…?笑 

友達は煮込み料理のとき、確認するのを忘れてて、鍋を2度焦がしました。家中が焦げ臭い匂いで充満したそうです。

そんな親には言えないような黒歴史は数えきれないほどありますが、不思議なもので経験を積むに連れて段々できるようになってきます。スーパーに行っても何を買えばいいか検討がつかず、とりあえずカレーの材料と冷凍食品を買っていた最初の頃からすれば、なんていう成長!!レシピを暗記して買いに行くのではなく、献立を想像して、また安く売っている食材をみてから、その食材たちで作れるものは何だろうと、逆算して作る料理も決められるようになりました!

 

数年間の一人暮らしのおかげで、「こうすればもっと楽になる」「この料理は一人ぐらし向き」といったような料理に関するノウハウが段々分かってきました。

これから紹介するのは、決して「美味しい料理の作り方」でも、「ワンランク料理がアップする調理アイテムの紹介」でもありません。僕のような、料理はそんなに得意じゃないし、面倒くさい、だけど自炊をやってみたいという家事初心者のための、「知恵」の紹介です。僕が実践して、役立っていると思うものを色んな方面から紹介しています。もし、少しでも気になるものがあったら、ぜひ生活に取り入れてみてください!

 

 

 

一人暮らし自炊のための知恵

 

一コマ目:お米を炊こう!

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日本人の命とも言えるお米。毎日の食卓には欠かせませんよね。ホカホカのごはんは、最高の一品。ごはんの炊き方の基礎の基礎を学びましょう!

 

 

1,ご飯を炊けるものを買う。

きちんと自炊している方は「当たり前だろ!」とツッコミたくなると思いますが、意外と持っていない人も多いですからびっくりですよね。特に男子はその傾向が高いと思います。(そんなわけないじゃんと思った女性陣、知り合いの男子に聞いてみてください、一定の割合でいるはずですヨ)

レンチンで食べられるご飯パックもありますが、どうしても割高になってしまいます。

けど、炊飯器は高いし置き場所もない。そもそも一人暮らしだからそんなに沢山食べない…と思った方におすすめの道具があります。それが

「ちびくろちゃん」です!!

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なんだそれ、なんかちゃちい…。と思った方、この便利さを見た目で判断してはいけません。この道具、お米を研いで、水をいれレンジでチンするだけでお米が炊ける優れモノなんです!以下にメリットを紹介します。

1、安い・置き場に困らない

 炊飯器と違って低価格で場所も取らない。引っ越すときも負担になりません。

 

2,お米を研ぐのが簡単!

 このちびくろちゃん、中蓋がついていて、水だけ通るような穴が空いています。お米

 を研ぐとき、本体にお米を入れて洗い中蓋をして水だけ捨てられるため、初心者であ

 りがちな、お米も一緒に流れちゃってた…現象が防げます。

 

3,一人暮らしに最適、2合炊き!

 沢山お米を炊いててもすぐに消費される実家と違って、一人だとお米はあんまり

 減りません。炊きすぎると食べきるまでに数日かかって衛生的に良くないし、時間

 が経ったコメは美味しくないです。

 大体2日で食べきるくらいが良いのですが、2合だとちょうど2日間で食べ

 切れる量なのでちょうど良いのです。もちろん、1合、1.5合炊きもできます。

 

4,管理が簡単!

 お米を炊いたあと軽く洗剤をつけて洗うだけで手入れ完了!全く手間がかからない

 です。

 

このちびくろちゃん、アマゾンで1000円程度で売られています。しゃもじもついているので、あとは電子レンジとお米さえあれば、毎日ホカホカの白米が食べられます。

この道具は、話題となった「逃げるが恥だが役に立つ」でも出てきていましたね。思わず、「僕が使ってるやつだー」と叫んでしまいました。

 

2,お米の購入・管理

そもそも、一人暮らしをしたことがない人は、お米を買うのも初めてだと思います。

スーパーで売っているものには、色んな品種・重さがあって、値段もバラバラです。王道は誰もが名前を聞いたことがあるでしょう、コシヒカリです。これを買っておけばまず十杯はしないでしょう。また、地元で作られているお米も売っています。せっかくその土地に来たのだから、その土地のお米を食べてみるのは、価値があることでしょう。

 

重さには2,5,10キロなどに分かれています。沢山入っているほうが値段的にはお得です。しかしあんまり量が多いと、なくなるまでに時間がかかります。冬場なら常温保存でいいですが、夏はできれば冷蔵庫など涼しい場所に置いておかないと、虫がつくことがあります。頻繁に自炊をするわけではないのならば、2キロ、多くても5キロを買うのがおすすめです。あと、車を持っていない人は重いのを買うと、持って変えるのに苦労します。ご購入はあとのことも考えて、買いましょう。一度僕は、お米が重たすぎて、自転車がまっすぐ漕げなかったことがあります笑。

 

またお米は、白米と無洗米に分かれています。何が違うのかというと、白米は炊く前に研ぐ必要がある、無洗米は洗わなくてそのまま炊けるということです。

値段は、やや無洗米が高くなるようですが、そんなには変わらないらしいです。研ぐのが面倒くさい!という人は無洗米が良いかもしれませんね笑

 

 

あと、必要なのがお米を入れる容器と計量カップです。買ったお米を移せる容器があると、お米を適量入れるのがものすごく便利になりますし、保管もできるようになります。

また、お米の量・水の量を測るのに計量カップは必須!美味しく炊くのには水の量が命ですので、毎回目分量でやってどんなふうに炊けるかスリルを味わいたいという人以外は、ちゃんと測って入れましょう。

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炊いたお米は、冬場なら~3,4日、夏場なら~2日間は持ちます。夏場は冷蔵庫に入れるほうが安心ですね。いずれにせよ、早めに食べることが大切です。電子レンジで温め直すときは、少し水をかけて湿らせてチンすると良いです。

 

 

3,お米を研ぐ

お米の研ぎ方を知らなくて、お米を洗ってと言われて洗剤を使って洗った人がいるという噂を聞いたことがあります。昔の人が聞いたら泣きますね。

という僕も、中学のとき野外実習の飯ごう炊飯でお米を炊く係になったとき、お米を研ぎ忘れていて経験がありました。すでに火にかけているときに思い出しましたが、誰にも言いませんでした笑。みんながお米を食べるときに、なにか言われないか、ドキドキした覚えがありますね。

 

お米を研ぐのは、まだ表面についているぬかを取るためです。しかし最近は精米技術が向上したため、昔より研ぐ回数は少なくて良くなりました。

 

1,ボウル(ちびくろちゃんであれば本体の容器)に水を入れ、手でかき混ぜるように

 お米を混ぜます。お米とお米がぶつかってキレイになるイメージです。

2,水が白く濁ったら、水だけ捨てます。

3,この作業を3,4回繰り返します。水が白く濁らなくなるまでやる必要はないです!

4,このあと、お米を炊くわけですが、コメに水を染み込ますため、規定の量お水を入れて、15分~30分ほど放置します。これにより、ふっくらしたお米が出来上がります。

 

時間が経ったら、(ちびくろちゃんの場合)レンジに入れてチン!で完成!

炊飯器もボタンを押して、炊けるのを待つだけ!!

 

出来上がったばかりのお米はまだ水っぽいので少し置いて蒸らすと、いい具合になります。

食べる前に、しゃもじで全体を混ぜるのも忘れずに。

それではいただきます!

 

まとめ

 

お米の炊き方の基本をざっと書きました。

炊く方法には、炊飯器、鍋炊きなどがありますが、一人暮らしならちびくろちゃんが便利です!

またお米は夏は虫が沸かないように冷温の保管すること、炊いたお米は早めに食べることが大事です。

 

おいしくご飯が炊けると、嬉しい気持ちになります。面倒くさがらず、お米を自分の手で炊いてみましょう!

 

読んでくれてありがとうございました!!

 

分業化が進みすぎた社会  ~人は本当に幸福になったのか~

 

分業化が進む現在の社会。それは私たちに効率をもたらしてくれた反面、身の回りのことも自分だけではできない状況を作りだしてしまったと思う。

分業化は、人類の歴史の中で発展してきた。例えば狩猟採集時代、あるホモ・サピエンスのグループに弓矢づくりの名人と、狩りの名人がいたとする。2人とも弓矢を作り狩りに出るより、弓矢づくりの名人は作ること、狩りの名人は狩りに専念する。そうすると結果としてありつける肉の量は増えるだろう。人間社会の分業化は、ある意味必然でもあり、現在はそれが驚くほど複雑になった。

 

 

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分業化の優れた所は、全体の総生産量を最大限高められることだ。一人一人が自分の仕事に時間と労力をつぎ込み、仕事量を最大に近づけようとする。当然その分できないことが出るが、それは代わりにその道のプロにやってもらう。そうして生産量を上げて発展を続けてきた。

その分業化は、特に戦後、急激な経済発展・都市化が進んだことで加速してきたと思う。田舎ではまだ自分たちで生活に関わること、身の回りのことを自分たちですることは多い。それには色々な理由があると思うが、長年の経験、親から子への知識・技術の引き続きなどが関係していると考えられる。

 

 

僕は今までは、分業化の流れを好ましいものと思っていた。自分が得意なことだけして、他のことを他人に任せられるのは、効率的だし楽しいと。しかし考え方が少し変わりつつある。日々の生活の中で、できないことが多すぎるという不安を感じた。実際に、一人暮らしを始めて、どんなに普段の生活の中で、分からないことが多いか身をもって知った。一

 

度お風呂から変なにおいがしだしたことがある原因が全く分からず、どつい匂いに2週間近く悩まされた。パソコンの調子がおかしくなったときは何もできなくて本当に困った。思えば車からテレビ、掃除機、スマホなど、自分が持っているものについてどうやって作られているか、どうして動くのか、知らないものばっかりだ。

正直、そんな複雑でもなさそうなシャープペンシル1本にしても、構造を理解しているとは全く言えない。調子が悪くなったら説明書を読み、書いてある通りにし、分からないことはスマホで調べる。

自分の体のこともあまり理解していないのかもしれない。体調を崩したら、医者から言われた通りの薬を飲み、それでも多くの人が原因の分からない体調不良に悩ませれている。

生活に絶対必要な水や食料も、もし店頭からすべて消えてしまったら、生きていくことができるだろうか。

はっきりいって、まったく自身がない。昔のひとが当たり前にしていたことも、現代人はできなくなってしまった。

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本当に自分の力だけでできていることなど、ほとんどない。

それを感じるきっかけになったのはやはり地域、農村に入ったことだ。現代においても中山間地域で暮らす人々は、まだ自立して生活している。身の回りのことは何でも自分でする人を見ていて、彼らはもし災害などが起こっても生きていけるだろうなと思った。逆に自分はあまりにも自分の外のことに依存している。インフラが停止するなどの大きな災害でなくても、スマホがなくなるだけで途方に暮れるだろうと。

自分の住んでるところから遠い国で起こったことが、不景気として自分たちに大きな影響を与える。よくよく考えたらこれはすごいことだ。

アメリカでの株価の変動、中国の政策、中東での内乱、どこかで開発された新しい技術...。そういったことが直接僕らの生活に関わってくるのだ。

グローバル化は、良くも悪くも世界と密接になってしまった。

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分業化は、発展に大きく貢献してきた。それは全体の利益を最大限にしようとする資本金の中では必然的に進んだ。今まで追求してきたのはより効率的に、より儲けて(物質的に)豊かになろうという考え方だった。しかしおそらく、人が本当に目指しているのは “幸福”であって、究極的に効率化したときに、それで人は幸せになれるのだろうか。目的は幸福を感じることで、その手段として物質的に豊かになることがあった。

 

もっともっととお金と物質を追求していき、いつの間にか物で溢れていたけど、それでも時間に追われ、思っていたより幸せじゃないと感じている現代人。

分業化が進み、とことん効率化を目指し、自分の得意なことだけやって、分からないことはしなくていいと喜んでいたら、ほとんどのことを依存することになってしまった都市人。

 

価値があるというのはどういうことなのか、どんな社会が一人一人にとって望ましいのか。現代はもう一度それを問い直してみる必要があると思う。

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秋の訪れ

自転車で走るのが好きだ。

自転車で走ると、ちょっとした季節の変化や、生き物の姿が目に飛び込んでくる。自動車は、もちろん人間の生活を格段に便利にしたと思うけど、その分失ったものも多いと思う。早く目的ににつく分、道のりで感じることもその分少なくなっているだろう。

 

自転車といっても飛ばしてしまってはあんまり意味がない。トロリトロリと、面白いものがあったら立ち止まってみて、写真でも撮る。

ゆっくりだと色んな風景が目に飛ぶ混んでくる。「あっ柿が熟し始めたな」「こんな花が咲いてる(名前はわからないけども)」と気づいたり、畑での野焼きに匂いがしたり。この前は、自転車でのんびりは走っているときに、古ぼけた公民館の裏手に、コスモス畑が広がっていることに気が付いた。もう少し行けば国道が通っているが、そこは人も全然いなくて、モズの声しか聞こえないくらい静かな場所。

車だったら絶対見落としている場所。隠れ家を発見したような気持ちになった。

 

生き物に出会うには、時間をかけて待つことが絶対大切だと思う。生き物が面白い行動を見してくれるのは、決まってゆっくり時間をかけて待っていた時だ。いつもと変わりない場所も、そこでゆったりと過ごしていれば、感動する瞬間に立ち会うことができる。

 

この間、近くの川をのんびり走っていた。いつものようにサギが佇んでいた。すごく近くの電柱に猛禽が止まっていた。「あートビやな」と思ったがよくよく顔を見たらノスリだった。「こんな近くにとまるもんなん!?」 本当に目と鼻の距離だ。慌ててカメラを出す。「ウイーン」とレンズを伸ばすが、すぐ「ウンウイーン」引っ込んだしまう。電池切れだ。「なんでや!」と一人で突っ込むが、画面は真っ暗なまま。

カメラはいつも、一番取りたいときに充電が切れている。

 

そのあとカラスが来て、ノスリと1メートル前ほどに止まった。完全に煽っている。がん飛ばしというやつだ。ノスリが飛び立ち、カラスも後を追った。その様子を、僕は肉眼で必死に眺めていた。

 

 

いまは、みんな忙しい生活にあって少しでも早く、たくさん、効率的に物事を進めようとする。でもたまには、ゆっくり季節を感じながら行くのも良いと思う。

そういった"空白の時間”を持てるのは、心と時間にゆとりがないとなかなか難しい。自分も、頑張りすぎているときとか、すごく効率主義的な考えになっているときはそういった時間がなくなり、そんな風に楽しむ余裕がなくなってしまう。季節の変化が全然感じれなくて、本当は楽しいはずのこともなんだか、無機質に感じてきてしまう。

 

「最近自分、ゆとりがないな」と心の奥で感じたとき、あえてそういった時間を作ると、とてもリフレッシュできることに気が付いた。人間、「量」の時間だけだはなく、「質」の時間を持つことは大事なのだと思う。

 

 

秋は、気候的にも一番いい時期だ。

満月の夜にベランダから顔を出し、涼しい風に吹かれながら、けなげになく虫の音色に耳を傾ける贅沢なときを味わって欲しい。

 

 

 

 

 

 

ジョージ・オーウェル著 1984年  ~現在に迫りつつある管理社会~

1984年が、現在に迫りつつある4つの理由

 
ジョージ・オーウェルの1984年を読んだ。
区分したら、SF小説に入るのだろうか。しかし将来本当にこのように世界になるかもしれないと感じてくる所が恐ろしい。 完全な管理社会。それは人間としての要求を殺され、各自の思考さえも制限され、みんな同じような行動する究極の全体主義であった。
 
それでもみんな本当の幸せとは何かを知らないため、この世界に満足している。誰も他の世界、他の考え方があることを疑わない。もし疑えば、たちまち世界から抹殺されることになるのだ。
 
テレスクリーンといういつでも監視できる機械が町中に置かれ、一日中流れてくるテレビからの情報により、世論が形成され、党に反対する意見を出すことは犯罪になる。
 
一部の上層部が権力を掌握し、その他大勢の人間を、彼らに都合の良いように教育し、思考するように管理し、生きる屍として扱う。
怖いのは、支配されている当の本人たちは、その生き方になんら疑問を抱いていないことだ。

 

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以下に、どのような箇所で全体主義、管理社会が迫っているかの危険を書いた。
 
 
1、増え続ける監視カメラ
 
現在、街の至る所に監視カメラが配置されている。都会ならばお店、駅、通り、公共施設など、逆に監視カメラがないところを探すのが難しいくらいだ。イギリスでは、600万台の監視カメラがあるとされ、都会の市民が1日にカメラで撮影される回数は平均300回だという。以前なら大量のデータがあってもそれを人の手ですべて確認するのは困難だった。しかしAIの発達により個人の顔を認識することが可能になり、解析や追跡も簡単になってしまった。安全管理のためという名目上で、どんどん数を増す監視カメラの設置は、どこにいても監視されている、プライバシーのない社会へと近づいてきている。
 
2、SNSによる情報発信
 
またSNSが普及し、個人が発信者となった今、そのデータから、その人がどんな人物で、どこに住んでいて、今日一日何をしたかも知ることができる。多くの人はTwitterFacebook、インスタグラム、ブロブ、ラインなどで飛び交う情報は、自分の対象としたユーザーだけに届く、いわば"すぐに届くはがき”のような感覚で送っているのかもしれない。個人情が報やかなりプライベートなことも危機感なしに発信する。しかしその情報は確実にデータとして保存されている。もし悪用されることになったら、僕たちの情報は手にとるように見られるだろう。実際、2018年にFacebookでユーザーの情報漏れが起きた。また投稿した写真から場所を特定される被害も相次いでいる。プライバシーを含む膨大な情報を、企業、国、そしてAIが悪用したらどうなるのだろうか。
 
 
3、Iotによるあらゆるもののインターネット化
 
Iotが進み、あらゆるものにインターネットが接続するようになった。とても便利になった反面、今までインターネットとは無縁だったものが、セキュリティ的に危険に面する可能性が生まれたと言えるかもしれない。自動車がインターネットで繋がったら、時に自分の操作以外の力で動くことがあるのかもしれない。家電製品までもがハッキングされたら逃げ場所がない。
 
電子マネー、カードにより、効率的に決済や処理ができるようになった。JRの改札は切符を買わなくても、SuicaIcocaで通れるようになり、最近はスマホ決済ができるお店もあるらしい。現金を持ち歩かない分安全になったという人もいるが、その反面、セキュリティに不備があると知らない間にお金を取られてしまうし、どこで何を買ったか、お金の流れが第三者にも手に取るように把握される。Amazonなどは膨大な顧客データを持っていて過去の購買データ、閲覧ページから、その人が買いそうなものを選択してページ内に表示する。
JRに残るデータからどこから乗ったかなど交通の面でも記録は残ってしまう。飛行機も最近はネット予約などでデータに残る。スマホなどに内蔵されているGPSが、もし自分たちの設定と関係なく起動するならば、どこにいるかも丸わかりだ。もしあらゆるデータを集めたら、個人のことはまるで365日、24時間ずっと監視されているかのように把握されてしまうだろう。
 
 
4、他人に合わす社会 空気を読みすぎて自分を失う日本
 
他の人と違う意見を持ちにくくなったと思う。特殊な考えや意見はネット上で還付なきまでに叩かれ、数の暴力に晒される。少しでも奇抜なことをすれば批判され、撤回に追い込まれる。みんな新しい考えを持つことより、人と合わせることを重要視し始める。
メディアの力はなおも強く、特に情報社会の現代では、多数の意見がそのまま常識・世論となってしまう。また、若い人たちはみんな同じような生活スタイルで、似たような考えになっている傾向が強い気がする。全体主義的な流れは、少しずつ浸透していっているのかもしれない。
 
 
 
 
 
1984年が発行された1949年。それはまだSF小説の域であった。しかし2018年現在、小説で書かれている技術は、現実世界でほとんどが実現できるものだろう。
 
我々は自由がなくなるときは、それとわかる変化、つまり物理的に自由を制限され、無理やり抑え込まれると思っている。しかし本当に怖いのは、自分たちが知らない間、意識していないところで、自由がなくなっていることだ。比較することができないので、誰もがそれを当たり前だと思い込んでしまっているのだ。
 
小説では、一部の権力を掌握した人たちによって管理社会が敷かれていた。しかしAIが発達したいま、そこの席に座るのは、人間ではなく、シンギュラリティ後にはるかに人間を超えたAIかもしれない。